社内SEの仕事のひとつとして、「人事異動に関する対応」があります。

会社で人事異動があると、それに関連して私の会社の情報システム部では以下の作業を実施します。

・(異動先の部署によっては)PCの交換
・各種システムの権限変更
・ファイルサーバのアクセス権限の変更
・メールグループの所属者の変更
・異動先のプリンタドライバのインストール
・異動先で使用するアプリケーションのインストール

私の会社では通常毎年1月1日付で大規模な人事異動が発令されます。

そのため「人事異動に関する対応」は情報システム部でも年末から年始にかけての大きな恒例作業の1つとなっています。

各部署の仕事内容に応じて使用しているPCのタイプ(オーダー受注受付部門では大画面モニタのデスクトップPCだったり、営業部門ではモバイル用ノートPCといった感じで)も異なりますし、各種システムにおける使用できる機能の権限も当然のことながら異なります。

それらについて1つ1つ異動内容に応じて、変更作業を行っていきます。

会社毎の異なる人事異動に対する対応方法

従業員数が多い大手企業などでは、辞令発令日に合わせて一斉に権限を変更したりしていると思います。
そのほうか情報システム部としては各種作業が単純になり楽ですし、監査における職務権限的にもそのほうがベターでしょう。

しかし私の会社のような中小企業では引継や旧所属組織での残作業なども考慮し、各社員毎に旧所属組織から新所属組織への仕事がいつ切替えられるか個別にヒヤリングを行ったうえで、作業をしています。

従業員が多い大企業ではこんなことは到底できないと思います。

組織体系が変わる場合はとても大変

単に人が異動するだけであれば、(異動する人数が多いと大変ではありますが)毎回のルーティンワークなので淡々と作業をこなすだけです。

しかし組織体系がガラリと変わる場合はとても大変です。

・各システム毎に過去の売上データをどうするか検討
・ファイルサーバやメーリングリストなどの体系からの見直し
・各種マスタデータの登録変更作業
・など

場合によっては、販売実績などの帳票レイアウトや画面レイアウトなどの修正が必要な場合があり、システムの変更による改修費用が発生する場合もあります。

情報システム的には組織体系が変わるのはとても厄介なことになります。

しかし会社としては、売上や利益を伸ばすための戦略として、最適な組織体系に変更しているだけのことです。システムに対する変更が大変だから抜本的な組織変更はしないというわけにはいきません。

今回の人事異動は幸い、人の異動だけでした。正月明けの1週間は人事異動関連の作業だけでほぼ終わってしまいましたが、ようやく落ち着いてきました。

今年一年も社内SEとして仕事はもちろんですが、当サイト「社内SE転職マニュアル」の更新も頑張っていきたいと思います。